CAMISHA(カミーシャ)

一人ひとりの耳穴にぴったりフィットする、シェルやイヤチップ

CAMISHAとは?

CAMISHAは、個々の補聴器のシェル、イヤモールド、カスタムイヤチップを自動製造するために開発された独自技術です。

CAMISHA(カミーシャ)とは、Computer Aided Manufacturing of Individual Shells for Hearing Aidsの略です。レーザーを用いて補聴器ユーザーの外耳道形状をスキャンし、そのデータを3次元のコンピュータモデルに変換します。これらのデータをもとに、ユーザーの外耳道に正確にフィットするオーダーメイドシェルやカスタムイヤチップを製造します。

CAMISHAの特徴

  • オーダーメイドのシェルが最初からフィットする
  • シェルを小さく、目立たないように作製できる
  • 精度が高いため、装用時の快適性が向上
  • ぴったりフィットするため増幅率が上がり、ハウリングも少なくなる
  • 何度も耳型を取り直す必要がなくなる
  • スムーズな仕上げと高いシェル品質
  • 表面のクリーニングが容易

CAMISHAでのシェル製造過程

  1. 耳型を印象材で正確に採取する
  2. 採取した耳型をスキャンし、コンピュータープログラムに入力する
  3. 情報が3次元画像に変換される
  4. 外耳道に正確に収まるようモデリングされる
  5. モデリングデータが製造ユニットに転送される
  6. 強力なレーザーを使って、シェルやイヤモールドの層を何層にも重ねてシェルを造形していく。各層の厚さはわずか0.1mm。

名誉ある賞を受賞したCAMISHAの技術

ワイデックスはCAMISHAのテクノロジーで、名誉あるEuropean Inventor Award 2012を受賞しました。ワイデックスは、最終選考に残った15社の中でトップでした。この賞は、2012年6月に欧州特許庁(EPO)から発表されました。

ワイデックスに賞を授与した欧州特許庁のブノワ・バティステリ長官は、「ヤン トップフォルム氏、ソーレン ウェスターマン氏、スヴェン ヴィッティング アンダーセン氏(発明者)は、その発明によって補聴器業界に革命を起こしただけでなく、ワイデックスが、明確なイノベーションと特許戦略を追求することで、小規模な家族経営の企業が国際的に成功した灯台のような例であることを示しています」と述べています。CNNインターナショナルでも、CAMISHAの技術に関する番組が放送されました。Quest Means Businessという番組で、2012年11月8日(木)に放送されました。
 

CNNでCAMISHAを見る

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