トゥルーサウンド AOC

補聴器の音声処理の最終段階では、高い音質で音を再生することが求められます。
これが、自動出力制御(AOC)の役割です。
AOCは、レシーバーに送られる音の信号を監視し、レシーバーが処理できないほど大きな音の信号を回避します。
これは2つのステップで行われます。

ステップ1 - ナローバンド(狭帯域)AOC

まず、AOCは個々のチャンネルの出力が、出力音の歪みにつながるレベルを超えていないか、
あるいはユーザーごとにフィッティングソフトウェアで設定された最大出力を超えていないかをチェックします。
もし、超えている場合、AOCは該当するチャンネルのゲインを下げます。
また、隣のチャンネルのレベルに影響を与えるほど信号が大きい場合は、そのチャンネルのゲインも調整されます。
このステップをナローバンド(狭帯域)AOCと呼びます。

ステップ2 - ブロードバンド(広帯域)AOC

2つ目のステップであるブロードバンド(広帯域)AOCは、
それぞれのチャンネル処理された信号が1つの出力信号にまとめられた後に行われます。
この時点で、AOCは最終信号の正確な出力を測定することができます。
これにより、レシーバーが物理的に処理できないほど大きな音量の出力信号を避けることができます。
回路の中に存在する小さな遅延を利用することで、再生される前にシステムが信号を処理できるように、
十分に早い段階で測定を行うことができます。
このようにして、AOCは出力のクリッピング歪みを防ぐことができます。これをプリピーク検出と呼んでいます。

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